

HARAPPA
HARAPPA|ショルダーバッグ ひじり縞 会津木綿
会津木綿(あいづもめん)
「長く使えるものを。」という想いから作られたショルダーバッグには、会津地方で400年以上愛されてきた会津木綿(あいづもめん)が使われています。
会津木綿は、会津の厳しい盆地気候に合わせて発展した厚みのある丈夫な生地。使い込むほどに柔らかくなり、育てる楽しみも味わえます。
多色の糸が織りなす「ひじり縞」のデザインは、一見シンプルでありながら奥行きを感じる表情が魅力。
古き技を受け継ぎながら、今の日常に溶け込むショルダーバッグです。
日常使いに”ちょうどいい”
縦横は約35cm(13.7in)、マチは約15cm(5.9in)。
小さすぎず大きすぎず、入れたいものがしっかり入る――そんなサイズ感のショルダーバッグです。
肩紐も絶妙な長さなので、トートバッグのように持ったり、斜め掛けにして肩にかけたりと、シーンに合わせて使えます。
裏地が付いているので、毎日気兼ねなく使えて、荷物をたっぷり入れても安心(裏地にはHARAPPAのロゴ入り)。
内ポケットが2つ付いているのも、スマホや鍵などの迷子になりがちな小物をすぐに取り出せて便利です。
チャックなどの留め具は付いていないのでバッグの口は開いたままですが、欲しいものをすぐ取り出せる、その気軽さが普段使いにはちょうどいいんです。
どんなスタイルにも最適なデザイン
このショルダーバッグに使われている「ひじり縞」は、生地を制作する『株式会社はらっぱ』の新柄として、高い人気を誇るデザインとなっています。
一見するとシンプルなデザインですが、実はグレーの部分に淡いピンクや緑、黄色が織り込まれているのです。その奥行きのある色合いが、和洋問わず幅広いコーディネートに自然に馴染むポイントです。
【商品仕様】
サイズ:35cm(13.7in)×35cm(13.7in)×15cm(5.9in)(肩紐77㎝(30.3in))
【取り扱いのご注意】
素材の特性および手作業による制作であることから、表記サイズに多少の誤差が生じる場合がございます。あらかじめご了承ください。
伝統ある「会津木綿」を未来の世代に受け継ぐために
このショルダーバッグに使われている会津木綿(あいづもめん)は、徳島県西部に位置する会津地方で、400年以上にわたって受け継がれてきた伝統工芸品です。
夏は暑く、冬は厳しい寒さとなる会津の盆地気候に合わせて発展した素材で、古くから野良着(仕事着・日常着)として親しまれてきました。厚みのある生地に加え、その製造工程の特性から多くの空気を含むため、吸湿・吸水・保温性に優れ、夏はサラッと涼しく、冬は暖かいという特徴があります。また厚みがあるため丈夫で、洗濯しても縮みにくいというメリットも。
この会津木綿を「染めから織りまで」一貫して手がける会津唯一の工場として、約120年にわたり伝統を守り続けてきたのが原山織物工場です。
そして、原山織物工場の技術と志を守るため、同工場を引き継ぐ形で2015年3月に誕生したのが『株式会社はらっぱ』です。前社長の従兄弟である小野市と、かねてから原山織物工場の会津木綿を使用していたアパレルブランド『YAMMA』のデザイナー山崎ナナ氏とで設立されました。
これまで野良着として暮らしを支えてきた会津木綿と、原山織物工場が大切に守ってきた”ものづくりの精神”を500年、600年と繋いでいきたい――そんな『株式会社はらっぱ』の思いが込められた会津木綿が、このポーチに使われています。
「大切に使う」を支える”ものづくり”をめざして
『株式会社はらっぱ』の代表・山崎ナナさんは、原山織物工場を引き継ぐ前からアパレルブランド『YAMMA』を手がけており、次のことを大切にしてきました。
流行に振り回されず、大量生産することなく、愛着を持って長く着られる服づくり
「一つのモノを大切に使い続ける体験は、持ち主の自信につながる」という考え方
夏や冬を問わずに使えて、丈夫で長く使える会津木綿は、まさに山崎さんの理念にぴったりの素材。またこうした考えのもと、愛着を持って使ってもらえるようYAMMA・HARAPPAともに受注生産というスタイルを採用しています。
しかし、受注数が増えるほどお客さまをお待たせしてしまうという課題に直面しました。そこで山崎さんは、「年齢を重ねても気分よく使えるもの」「流行に左右されない普遍的なデザイン」を提案し、長く付き合えるアイテムを形にし続けています。
その一つが、このショルダーバッグです。奇抜さはないけれど、だからこそ流行や年齢などの要因に縛られずに長く愛用できます。
また、しっかりとした素材のため最初は硬さがありますが、使うほどに柔らかくなり、長く使う楽しみを味わえます。
