竹笹堂
四条大橋を越えると鴨川の流れは、街並みや遊歩道と平行に緩やかなカーブを描きます。
晴れの日、明るい陽光を受けた川の風景を色彩豊かな配色で描いています。
京都の風景を描いた小さな京版画です。
商品について
木版画には、表面がつるりとした白色の和紙を使用しています。発色や耐久性がよく、木版画に適した素材です。
木に彫刻された絵柄を一色ごとに紙に色づけていく伝統的な印刷技法「手摺り木版画」で描かれています。
木版画作家 竹中健司
石塀小路の作成者である竹中健司氏は、竹中木版の五代目。現当主竹中清八に幼少の頃から手ほどきを受け、木版印刷の技術を習得。
対象を大胆な構図や色彩で捉え、シンプルかつ奥行ある表現で独特の世界観を持っています。
京都を中心に各地で展覧会を開催し、作品の創作だけでなく、企業へ木版画を用いたデザインを提供するなど、新たな木版画の楽しみ方を提案。
作品の一部はボストン美術館・ホノルル美術館で所蔵され、現地でのワークショップや木版画を通して交流を深め、日本国内外問わず精力的に活動しています。
ブランド「竹笹堂」について
竹中木版は1891年に京都で創業し、130年以上にわたり日本画の複製から商業印刷まで多様な京版画の技法を継承してきました。
現当主の竹中清八は古い技術を研究し若手に伝授、5代目の竹中健司は竹笹堂を設立して新たな仕事を生み出し、店舗で木版画や紙文具を販売。
6代目の原田裕子は伝統とモダンを融合したデザインで人気を博し、竹笹堂は成長。
現在は木版画を活かした商品パッケージや古版画の修復も手がけ、常に新しい可能性を追求しています。
【サイズ】
画:縦 約15.5cm × 横 約10cm
紙:縦 約19cm × 横 約13.5cm
【注意事項】
・額は付いていません。
・エディションナンバーはご指定いただけません。
・光の加減により、商品の色合いが掲載画像と実際の商品とで異なる場合がございます。