竹笹堂
しずしずと花街を歩く舞妓さんの足元にはぽっくり。
高さのある履物ぽっくりは大きな動作をとりにくいもの。舞妓さんのはんなりとした優雅なしぐさの演出にひと役かっています。
京都の街で長年にわたり培われた文化、工芸、芸能を体現する舞妓(まいこ)さん。
誰もがその艶やかな姿に目を奪われます。
凛と前を見据えながらも優雅に舞う姿をはんなりとした空気感が感じられる配色で描きました。
クリエーター 加藤光穂
竹笹堂木版デザイナー、木版スタイリスト。
専門学校でインテリアデザインを学び、卒業後、和紙造形作家のもとで制作スタッフとして紙漉きや造形製作に携わりました。
その後、デザイナーとして、和菓子のパッケージやフリーペーパーの制作など、紙にまつわる現場で活躍。
竹笹堂木版画教室へ通ったことを期に、木版印刷の世界へ。
和紙や商業デザインの知識を活かし、印刷技術の古きと新しきをセンスよくブレンドした木版デザインを創作。
また、プレスも兼任し、木版画の魅力をPRするとともに、現在の暮らしやインテリアにあう木版画、木版雑貨のスタイリングを提案しています。
ブランド「竹笹堂」について
竹中木版は1891年に京都で創業し、130年以上にわたり日本画の複製から商業印刷まで多様な京版画の技法を継承してきました。
現当主の竹中清八は古い技術を研究し若手に伝授、5代目の竹中健司は竹笹堂を設立して新たな仕事を生み出し、店舗で木版画や紙文具を販売。
6代目の原田裕子は伝統とモダンを融合したデザインで人気を博し、竹笹堂は成長。
現在は木版画を活かした商品パッケージや古版画の修復も手がけ、常に新しい可能性を追求しています。
【サイズ】
画:縦 約10cm × 横 約15cm
紙:縦 約12cm × 横 約17cm
【注意事項】
・額は付いていません。
・光の加減により、商品の色合いが掲載画像と実際の商品とで異なる場合がございます。