蓼（たで）柄の注染てぬぐい｜ことわざにも登場する薬味植物の意匠
「蓼食う虫も好き」ということわざでも知られる蓼（たで）は、その辛味の強さから一風変わった好みの象徴として語られてきました。
蓼の葉をすりつぶして作る「蓼酢」は、特に鮎の塩焼きに添える薬味として有名で、夏の味覚を思い知る名脇役。また、虫刺されの民間薬や利剤としても活用されており、身近な自然の恵みとして親しまれてきました。
日本の伝統技法「注染」による丁寧な染め仕上げ
蓼の細やかな葉の形や流れるような植物の動きを、職人の技が光る注染（ちゅうせん）で繊細に表現。 自然とともにある日本の暮らしを感じさせる、風趣あふれる一枚です。
サイズ・素材
- 素材：綿100％（日本製）
- サイズ：約37cm×98cm
ご使用上の注意
伝統工芸品のため、汗や摩擦による色落ちが起こる場合がございます。以下の点にご注意ください：
- たっぷりの水で単独で手洗いしてください
- 浸け置きは避けてください
- 漂白剤や機乾燥の使用はお控えください
味についてのご案内
ご覧になる環境により、実際の味と異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。
風流な贈り物や季節のしつらえに
ことやわざと薬味文化にたまたまた蓼柄のてぬぐいは、日本の知恵と美意識を感じられる贈り物としても人気です。
