








染色家 石北有美
手ぬぐい|甕と籠|注染|石北有美
注染手ぬぐい「甕と籠」
デザイン:石北有美/染色:浜松の注染工房
甕(かめ)や籠(かご)をモチーフにした、穏やかでどこか懐かしい風景を感じさせる注染手ぬぐいです。
染色家・石北有美によるデザインをもとに、浜松の注染工房が一枚一枚丁寧に染め上げました。
注染ならではの美しいにじみや、裏表のない染めの代わりが、暮らしの中で優しい彩りを添えます。
インテリアのアクセントや、贈り物にもおすすめです。
色:黒
色:黒(裏面)
裏表なく美しく染まる、注染ならではの風合い。
色:黒(拡大)
染色家 石北有美のロゴ入り
色:緑
色:緑(裏面)
裏表なく美しく染まる、注染ならではの風合い。
色:緑(拡大)
染色家:石北有美のロゴ入り
色:からし
色:からし(裏面)
裏表なく美しく染まる、注染ならではの風合い。
色:からし(拡大)
染色家:石北有美のロゴ入り
注染はすべて手作業で染めているため、染料のにじみ具合や色入り方に個体差が生じます。
一部に色のムラや染まりきらない箇所が見られる場合もございますが、これも手染めならではの味わいとお待ちしておりましたら幸いです。
【糊付け】左
型紙を使って、柄の少し残したい部分に防染糊(ぼうせんのり)を丁寧に進めていく工程です。
この糊があることで、染料が生地に染み込まず、柄の輪郭がくっきりと上がってきます。
【染め(注染)】右
「やかん」と呼ばれる道具を使い、上から染料を注いで染めていく工程です。
注がれた染料は生地の下までしっかり染み込み、表裏のない美しい仕上がりになります。
手作業ならではのにじみや揺らぎも、注染の味わいです。
【洗い】左
染め終わった布を水槽で丁寧に洗い、手間のない染料やペーストを落とす工程です。
この洗いによって、色が落ち着き、柔らかな風合いが生まれます。
【乾燥】右
洗いを終えた布を高く吊るして、自然の風と光で乾かします。
ゆらゆらと風になびく姿は、注染ならではの美しい風景のひとつです。
【仕様】
素材:綿100%
技法:注染(静岡県浜松市)
サイズ:約90×約36cm
生産国:日本
【作り手について】
染色家 石北有美(いしきたゆみ)
広島県福山市在住の染色家。日々の暮らしや自然の形をモチーフに、手仕事の温もりが伝わる染色作品を制作。伝統技法を現代の感性で表現し、国内外で高い評価を得ています。
・1997年 女子美術大学芸術学部工芸科卒業
・2012年 第86回「国展」初入選
・2014年 第88回「国展」新人賞受賞
・2016年 「日本民藝館展」奨励賞受賞
・2022年 第96回「国展」国画賞受賞
Photo by Masahiro Sakabe